| 加瀬野 忠吉(岡山・弁護士) |
次回の第13回欠陥住宅被害全国連絡協議会全国大会は､ 2002年5月25､ 26日に岡山にて開催されます｡ 中国地方での開催は､ 第７回広島大会以来約２年振りの開催となります｡ 岡山での開催については､ 前回の横浜大会の少し前から要請があり､ 事務局からは､ ｢欠陥住宅中国ネット｣ あるいは ｢欠陥住宅中四国ネット｣ の立ち上げを同時に行うように要望を受けています｡ 中四国地方では､ 協議会に属する組織としては､ 広島研究会のみで､ 四国や山陰地方には欠陥住宅被害に取り組む弁護士や建築士の組織はなく､ 芸予地震で被害を受けた四国地区の相談についても広島研究会のメンバーがあたっていると聞いています｡ ただ､ 中四国といっても非常に広い範囲であり､ 仮に､ どこかに事務局を置くといっても､ 組織的な活動は到底できませんし､ 既に､ 活動を継続している広島研究会や後に述べる ｢岡山建築問題研究会｣ との関係もあり､ 現時点では､ 岡山研究会の正式な加入 (岡山ネットの立ち上げ) だけになるかもしれません｡ ところで､ 岡山では､ 平成９年６月から､ 弁護士及び建築士約20名が会員となって､ ｢岡山建築問題研究会｣ を設立し､ 猪木健二先生を中心に活動をしてきています｡ これまで､ 建築に関する技術的な勉強会､ 建築に関する法律や裁判例の研究､ 欠陥住宅被害の相談や被害の救済等にあたってきています (ただ､ 最近少しマンネリ化していることは否めません)｡ 今回､ 岡山で欠陥住宅被害全国連絡協議会全国大会が開催されるにあたり､ ｢岡山建築問題研究会｣ の組織自体を見直し､ 全国連絡協議会と連携する組織にするべく現在調整中です｡ また､ 事務局の要請の中四国ネットの設立は困難かもしれませんが､ 岡山大会を契機として､ 山陰地方や四国地方にも欠陥住宅被害救済の連絡組織の設立ができればよいと考えています｡ |
次回大会開催地の決意表明 加瀬野 忠吉（岡山・弁護士）
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